食事や自然療法などステロイド剤に頼らない最新のアトピー性皮膚炎の治療法を紹介しています

お魚を食べよう

リノール酸を減らしてαーリノレン酸を多く摂取しよう

こういった名前が出てくると少し難しく感じるかもしれませんが、物凄く簡単でシンプルなお話です。まずはこの二つの成分についてです。

多く含まれているモノ
リノール酸 【必須脂肪酸ですが過剰摂取は問題】

  • 紅花油
  • コーン油
  • マーガリン
  • オリーブ油
  • マヨネーズ
  • ドレッシング
  • スナック菓子
  • 鶏卵
  • 粉ミルク
α-リノレン酸
  • 魚油
  • シソ油
  • 冬野菜
  • クルミ
  • インゲン豆
  • 大豆
  • エゴマ(ゴマではありません)
  • 玄米や胚芽米
  • 海藻類
  • 青背のアジ、イワシ、サンマ
  • カツオ、カワハギ、タラ、ハタハタ、ムツ、アナゴ

現在科学的にわかっているのはこのリノール酸は体内で生産されないため必須脂肪酸なんですが、名古屋市立大学薬学部教授:奥山治美先生が「リノール酸の過剰摂取がアレルギー過敏体質を生む」とおっしゃているように、この物質の過剰摂取がアトピー性皮膚炎の大きな一つの理由であることがわかっています。そしてショッキングなことに粉ミルクにも15~20%のリノール酸が含まれているということです。

アトピー性皮膚炎を作る直接的物質はアラキドン酸によるものですが、アレルギーの原因になる物質が体内に入った時にリノール酸をたくさん摂っている人ほど、このアトピーの原因となるアラキドン酸が多く作られてしまうのですが、α-リノレン酸を摂取することによってアラキドン酸の生成を最低限なものに抑えることができることがわかっています。

このα-リノレン酸とは必要に応じて体内でDHAやEPAに変換される物質で、これから合成されるホルモンは免疫機能を万全に働かせ、アレルギー症状を予防・緩和し、ガンの発生を抑えたりする力があります。

主な役割と効果
DHA
  • 脳神経系の栄養素
  • 視力維持
  • ぼけや痴呆の防止
EPA
  • 血中のコレステロールをコントロール
  • 血液をサラサラにする
  • 血圧を下げる
  • 血栓を抑制
  • 心臓病や脳血管病を防ぐ

島国で暮らす日本人の体質にはお魚が一番

ここからは、アトピー性皮膚炎のみならず、全ての人にあてはまる健康法と言っていいでしょう。

1.野菜類を良く食べましょう

和食(おひたしなどシンプルな食べ方)として、野菜を食べるようにするのが一番です。ドレシングを使用する場合は市販のものばかりを使用するのではなく、油に気を使って自家製のものにを時には作って食べるようにしましょう。

2.海藻類を良く食べましょう

海藻類にはよくα-リノレン酸が含まれています。また現代人に不足しがちな栄養が沢山含まれているので、沢山食べましょう。ただし、東京から宮城あたりまでの太平洋側の海藻&魚介類は放射能で汚染されているため、食べるのはやめましょう。(原発事故以来、国は放射線量の規制基準を勝手に変えてしまい、野放し状態で危険な食べ物が出荷されています。これは原発事故の中心地周辺の漁業や農業を救済する措置です。彼らからみたら以前の放射線基準値をはるかに超えたものを出荷できるわけですから、ありがたい措置ですが、一消費者の私達はこの基準値を信用してはいけません。私達大人は今、汚染物質を食べてもその影響がでてくるのは10年後とかなので、場合によっては大きな問題ではないのかもしれませんが、子供達には非常に大きな問題です。子供達には絶対に東京から宮城あたりまでの太平洋側のものを食べさせてはいけません)

3.精米されていないものを極力食べましょう

理想的には玄米のみや、胚芽米のみがいいですが、抵抗のある場合は白米に少しずつ混ぜて食べるようにしましょう。穀物の胚芽には次の子孫のための栄養素の全てが凝縮されています。一説では農薬はこの部分にたまるから精米されているという話もありますが、現在食べないよりかは食べた方がまだいいことがわかっています。また、オーガニックや無農薬なものにすれば農薬の心配もなく最高の食事になります。

4.養殖魚ではなく天然魚を食べましょう

完全に養殖魚を食べないということは、漁村や漁港近辺で暮らす人達以外は不可能なことなのかもしれませんが極力天然モノを食べるようにしましょう。もちろん、食べ方はなんでもいいのですが、丸ごと食べられるものなども摂るようにしましょう。

お魚を食べるうえで注意すべきこと
青背のお魚 青魚はEPAが多く含まれるため酸化が早く、痒みや肌の老化の原因にもあるので、新鮮なものを食べましょう。
小魚 丸ごと食べるようにしましょう。
しらす 酸化がとても早いので、新鮮なものを食べましょう
全ての魚介類 季節ごとの旬な魚を食べましょう。また養殖魚ではなく天然魚をなるべく食べましょう。
全ての魚介類 東日本の太平洋側のものは完全に放射能に汚染されているので食べるのはやめましょう

養殖の魚などは海藻ではなく、人工的な餌を食べ、化学薬品で病気にならないよう、発育が早くなるように育てられています。同じ魚でも天然魚とはまったく栄養素が異なるので、天然の魚に極力こだわるようにしましょう。

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